屋外、屋内それぞれの床に適したタイルと使い方

床用のタイルには、耐候性や摩耗や衝撃に強いこと、汚れにくく洗いやすいことなどが求められます。

吸水率が低く摩耗に強いという意味で、磁器質やせっ器室のものが適しています。

水がかりのある屋外では、滑りにくいと歩行性がよいことが最も重要なため、表面に凹凸や地模様などを施すことで防滑性を高めた商品もあります。

また摩耗による色の変化が少ないことから無釉(釉薬をかけずに焼成したもの)のものも使われます。

屋内用としては、デパートやホテル等の屋内の床に使われている高級感のある磨きタイルや、南仏を思わせるナチュラルカラーのものなどがあります。

従来から、海外では住宅に使われることも一般的でしたが、近年日本でも使われる方が増えてきました。

イメージに合わせて、タイルを上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。